糖尿病の人は物忘れや認知症の確率が高くなる

糖尿病の人は物忘れや認知症の確率が高くなる

 

 

現代病の代表的な糖尿病は、成人の約10人に1人が発症していると言われるほど発症率の高い病気です。初期の段階では血糖値が高いだけなので軽く考えている人が多いですが、糖尿病による合併症はとても多く、血糖値のコントロールをせずに放置すると、最悪の場合、腎不全、手足の切断、失明などの重篤な症状になります。

 

血糖値が高くなる原因は甘いものの食べすぎではなく、脂質の高い食事、過度なアルコール摂取など偏った食生活と暴飲暴食が深くかかわっています。さらに高血糖の人は高血圧、高脂血症も併発しやすいので、動脈硬化になりやすい特徴があります。動脈硬化は血流を滞らせるので、脳に十分な血液や酸素が届きにくくなり物忘れや認知症の原因になります。

 

糖尿病は予備軍まで含めると、認知症の発症率が約3倍、アルツハイマー型認知症の発症率は4倍以上高くなるという統計があります。一般に物忘れは加齢による脳細胞の働きの低下と考えられていますが、高血糖状態の人の物忘れは、加齢による生理的な物忘れではなく、明らかに病気が原因になっています。

 

血液が健康な状態ではないため、脳の血管が詰まって神経細胞にダメージが生じます。重篤な症状になる前に血糖値をコントロールすれば、インスリンの分泌を正常にして動脈硬化リスクを軽減出来ます。糖尿病の治療でインスリン注射が必要になるのは病気が進行している場合です。緊急性が低い症状なら、食事と運動療法および処方薬で改善が可能です。

 

糖尿病による物忘れや認知症を予防するには合併症を起こさないことも大切です。バランスの良い食事、適度な運動、良質な睡眠を心がければ、肥満体、高血圧など生活習慣病全般に良い効果があり、病気が原因の物忘れの予防につながります。

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